公立大学法人大阪市立大学

博学連携講座「昆虫『超』能力 ‐博物学・理学から眺めた虫たちの不思議」 (共催:公益財団法人大阪市博物館協会、大阪市立自然史博物館)

季節によって驚くほど長距離を移動するチョウ、どうやって季節・方角を知るのでしょうか。
寄生するハチが寄生される動物の行動まで変えてしまう不思議な寄主操作、そこには様々な毒が使われています。
本講座では昆虫の不思議な能力について博物学(自然史)的な話題と理学(生物・化学)的な話題を組み合わせて、高校生が聞いてもわかりやすく説明します。
※高校生は学生証又は生徒手帳を持参ください。

                                       (講座の難易度の目安)
                                       ★一般市民向け 入門講座等
                                      ★★一般市民向け 初級講座等
                                     ★★★一般市民向け 中級講座
                                    ★★★★専門家向け講座・研修 中級
                                   ★★★★★専門家向け講座・研修 上級
 
複数の講座の受講を希望される場合は、上記の「まとめて申し込み」よりお申し込みください。

開催日時 タイトル 講師 申し込み

2013年11月02日(土)
15:00~16:30

長距離を移動するチョウ類の生態-アサギマダラ・オオカバマダラなど-

初回なので、まず昆虫の特徴を説明して、本題に入ります。旅をするチョウといえば、北米のオオカバマダラが有名ですが、日本に生息するアサギマダラも同じような生活史をもつことが、この30年余りのマーキング調査によって少しずつわかってきました。チョウたちの驚くべき旅行の実態と謎を紹介します。

講座の難易度 ★

大阪市立自然史博物館
学芸課長代理
金沢 至

2013年11月15日(金)
18:30~20:00

体内時計を使って時刻・方角・季節を読む虫

生物は体内に時計を持ち、一日の時刻を知ります。昆虫は、さらに、体内時計を太陽コンパスの時刻補正に用いて正確な方角を読み、一日の明るい時間の長さを測定して季節を読むという不思議な能力を持ちます。これらがどんなしくみでできているのか少し虫の脳のお話も交えて紹介します。

講座の難易度 ★

理学研究科 教授

志賀 向子

2013年12月07日(土)
15:00~16:30

寄生バチによる寄主操作

寄生バチは他の昆虫やクモに卵を産みつけ、幼虫はそれを食べて育ちます。このような寄生生活は一見快適そうに見えますが、幼虫が育つのが寄主の体内であっても外であっても、寄生者は寄主の体の防衛機能や捕食者などの危険にさらされています。寄生バチがどのようにこれらの危険を回避しているのか見てみましょう。最も洗練された寄主操作の一例として、クモヒメバチによる寄主クモの操作も紹介します。

講座の難易度 ★
大阪市立自然史博物館
学芸員
松本 吏樹郎

2013年12月21日(土)
15:00~16:30

ハチ毒:その化学的・生物学的多様性

ハチに刺されると痛いのはなぜ?でしょうか。ファーブル昆虫記に紹介されているように、他の昆虫を麻痺させるために毒を使うハチがいますが、その毒は痛みをもたらすのでしょうか? ここではハチ毒の多様性と毒成分との関連(分子の視点)について紹介します。

講座の難易度 ★

理学研究科 教授

品田 哲郎

項目 詳細
会場

大阪市立大学 文化交流センター ホール

(大阪駅前第2ビル 6階) ℡06-6344-5425

MAP

定員・対象

16歳以上の方 住所・勤務地に関係なく申し込めます。

各コース120名、先着順

参加費・受講料 1回500円(高校生、大阪市立大学の学生は無料)

添付ファイル