公立大学法人大阪市立大学

博学連携講座「幕末・維新の変革と大坂(大阪)」(共催:公益財団法人大阪市博物館協会)

幕末・維新の時代の歴史的焦点は一般に、京都にあったと考えられています。京都での新撰組の活動や禁門の変、鳥羽・伏見の戦いなどが注目されるからですが、実は大坂(大阪)もこの時代の変動に大きくかかわっていました。本講座では、大塩平八郎の乱にはじまり、大坂の蔵屋敷、大阪湾岸や淀川沿いに築造された台場などに注目することで、大坂がはたした役割について考えます。そして近代社会を導く先進的な都市行政のあり方や地域社会の変容についても解明します。
                                 (講座の難易度の目安)
                                     ★一般市民向け 入門講座等
                                    ★★一般市民向け 初級講座等
                                   ★★★一般市民向け 中級講座
                                  ★★★★専門家向け講座・研修 中級
                                 ★★★★★専門家向け講座・研修 上級
 
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開催日時 タイトル 講師 申し込み

2018年11月05日(月)
18:30~20:00

幕末・維新の基点としての天保期

天保期(1831年~1844年)、薩摩藩は大坂で莫大な借銀の「踏み倒し」という「改革」を行い、雄藩として台頭する条件をえました。天保8年(1837年)には、大坂町奉行所の与力・大塩平八郎が反乱を起こします。この乱は、幕府権威が絶対ではないことを白日にさらしました。これまでの権威が失墜するとともに、新時代の担い手が浮上してゆく転換期である天保期の特質を、都市大坂の実情にそくしながら、紹介します。

講座の難易度★★
大阪歴史博物館  学芸員

木土 博成
11月05日(月)締切

2018年11月12日(月)
18:30~20:00

幕末の政局と大坂蔵屋敷

江戸時代の大坂蔵屋敷といえば、年貢米等の流通・販売のための施設という印象が強いと思います。しかし、幕末期の外交問題を契機に、政治の舞台としての京・大坂の位置づけが上昇し、各藩は京・大坂の屋敷を拠点として政治活動を行ってゆきます。今回は、嘉永~慶応期を中心に、情報収集・政治工作の拠点としての大坂蔵屋敷の役割に焦点をあてます。

講座の難易度★★
大阪歴史博物館  学芸課長代理

豆谷 浩之 
11月12日(月)締切

2018年11月19日(月)
18:30~20:00

大阪湾の海防と台場

嘉永7年(1854年)、大坂天保山沖にロシア使節プチャーチンを乗せたディアナ号が姿を現わしました。以降、大阪湾岸では海防の強化が意識され、砲台を備えた台場の建設が本格化します。また京都をいかに守るか、という幕府の政治課題もあり、台場は淀川べりにも築造されました。講座では、主に文久3年(1863年)~慶応3年(1867年)の政局と台場との関係を取り上るとともに、その構造や遺構を紹介します。

講座の難易度★★
高槻市教育委員会  文化財課主幹

中西 裕樹
11月19日(月)締切

2018年11月26日(月)
18:30~20:00

維新期大阪の都市行政と社会

慶応4年(1868年)1月、鳥羽・伏見の戦いに勝利した薩摩・長州の「官軍」は、大阪に進駐し、軍政という形で大阪市中の支配に乗り出します。講座では、近世以来の大阪の都市行政が、明治維新を通じてどのように変化したかを見た上で、維新期の地域社会の変化について川口居留地や松嶋遊廓、造幣局などを事例に紹介します。

講座の難易度★★

大阪市立大学大学院 文学研究科 教授

佐賀 朝

11月26日(月)締切
項目 詳細
会場

大阪市立大学 文化交流センター ホール

(大阪駅前第2ビル 6階) ℡06-6344-5425

MAP

定員・対象

16歳以上の方 住所・勤務地に関係なく申し込めます。

各回120名、先着順

参加費・受講料 1回500円(大阪市立大学の学生は無料)