文化交流センター5・6月講座「温故知新」

大阪市立大学文化交流センター
5・6月公開講座「温故知新」
大阪市立大学文化交流センターでは、平成30年5月~6月に開催する公開講座の受講生を募集します。
今回募集する公開講座は「温故知新」がテーマになっています。
本学の各専門分野の講師が過去の事柄の研究を通じて得られた新たな知識や見解について講演します。
各講座には難易度も設定しています。さまざまな講座を用意しておりますので、ぜひこの機会にご参加ください。
講座の難易度の目安)
開催日時 | タイトル | 講師 | 申し込み |
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2018年05月02日(水) |
オーラル・ヒストリーから見える日本の政治行政 政治家や官僚たちは、何を考え、そしてどのように政治・行政を進めてきたのでしょうか。その当事者から経験を聞き取るオーラル・ヒストリーの手法を紹介しつつ、明らかにされてきた実態と変化について考えます。 講座の難易度★★~★★★ |
大阪市立大学大学院 法学研究科 教授 手塚 洋輔 |
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2018年05月08日(火) |
医療の質を向上させるデータサイエンス レセプトデータや、電子カルテ、遺伝・画像データなど、ありとあらゆる情報が今、医療の分野で活用されています。本講座では医療データの活用法について、治療法の効果検証やAIの活用例など、実例を交えて紹介します。 講座の難易度★★★ |
大阪市立大学大学院 医学研究科 教授 新谷 歩 |
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2018年05月10日(木) |
周縁からの市場経済化-中国型市場経済の限界と今後の課題- 一党独裁体制をとる中国で、なぜ計画経済から市場経済への移行を軟着陸させることができたのか?それは偶然なのか、それとも今後その矛盾が表面化するのか、本講義ではその構造を紹介し、今後の課題を考えてみます。 講座の難易度★★★ |
大阪市立大学大学院 生活科学研究科 教授 堀口 正 |
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2018年05月16日(水) |
ジェントリフィケーション 衰退した地区が再生される現象のジェントリフィケーションは、1964年のロンドンから始まりました。この現象がどうして起こり、どのような影響を及ぼすのか、先進資本主義国の都市の事例を通して考えていきます。 講座の難易度★★ |
大阪市立大学大学院 創造都市研究科 教授 藤塚 吉浩 |
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2018年05月18日(金) |
実験で体感する身近な「温度」と「熱」の違い 風邪をひいた時に「熱がある」と言いますが、「体温が高い」と言う人は滅多にいません。「温度」と「熱」の違いが明らかになったのは実は19世紀になってからです。簡単な実験によって「熱」と「温度」の違いを体感していただきます。 講座の難易度★★ |
大阪市立大学大学院 理学研究科 教授 八ッ橋 知幸 |
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2018年05月24日(木) |
現代の社会問題と社会的連帯経済の可能性-フランスと日本- 貧困や社会的排除という問題は依然として存在したままです。こうした問題に対する政府の政策は重要ですが、他方で民間ベースでの取り組みも盛んになってきています。今回は、フランスと日本のそうした取り組みの一部を紹介します。 講座の難易度★★★ |
大阪市立大学大学院 経済学研究科 教授 福原 宏幸 |
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2018年05月28日(月) |
古きを訪ねて新しきを知る-真空事始め- 「『真空』ってご存知ですか?」 「ああ、真空パックの『真空』でしょう?食品の保管以外に何か使われているのですか?」という声が聞こえてきそうですが、私たちの身の回りのほとんどのものは真空技術なしで作ることができません。このような真空技術の始まりのお話しをします。 講座の難易度★ |
大阪市立大学大学院 工学研究科 准教授 福田 常男 |
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2018年06月04日(月) |
認知症研究の歴史と最新の話題 アルツハイマー病は今から100年前、アルツハイマー博士によって最初の患者さんが報告されました。以後、日進月歩で分子レベルの病態解明や画像・バイオマーカーによる診断法が進歩し、治療法の確立まであと一歩のところまできています。 講座の難易度★ |
大阪市立大学大学院 医学研究科 教授 伊藤 義彰 |
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2018年06月06日(水) |
戦間期オランダの経営学者N.J.Polakの資金繰りの一般理論 資金繰りについてのビジネス書は存在しますが、これをテーマにした専門書は見当たりません。本講では、業種毎の資金繰りについての理論を紹介するとともに、商学部で、2018年から新設する公共経営学科で講師が開講する「地域金融論」についても紹介します。 難易度★★★ |
大阪市立大学大学院 経営学研究科 教授 清田 匡 |
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2018年06月12日(火) |
宇宙の起源解明への挑戦-素粒子物理学入門- 2012年に発見されたヒッグス粒子や、2015年にノーベル物理学賞を受賞された梶田隆章先生の研究対象であるニュートリノといった素粒子に関する基礎的な内容やそれらの最先端の研究についてわかりやすく解説します。 難易度★★ |
大阪市立大学大学院 理学研究科 教授 清矢 良浩 |
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2018年06月14日(木) |
マルクス生誕200年 21世紀のマルクス入門 2018年はマルクス生誕200周年です。ソ連崩壊とともに影響力を大きく失ったマルクス主義ですが、古典としての『資本論』から21世紀の資本主義に生きる私たちが何を学ぶことができるのかを入門的に紹介したいと思います。 難易度★★ |
大阪市立大学大学院 経済学研究科 准教授 齋藤 幸平 |
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2018年06月18日(月) |
妊娠にまつわる現状から考える女性の健康 地震の影響で、本日講座は中止いたします。 |
大阪市立大学大学院 看護学研究科 教授 玉上 麻美 |
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2018年06月22日(金) |
アートのフィランソロピーと都市富裕層-20世紀初頭の日米に注目して- 20世紀初頭に活躍した実業家が、アート支援の重要な担い手であったことは知られています。日本では原富太郎や大原孫三郎、欧米ではロックフェラー一族が有名です。こうした富裕層はなぜアートを支えたのか?国内外の事例を比較しながら、アートを支える社会のあり方を考えます。 難易度★★ |
大阪市立大学大学院 文学研究科 講師 笹島 秀晃 |
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2018年06月25日(月) |
エネルギーのパラダイムシフトは起きるか-身近な日常生活からエネルギーの未来を考える- 本講座では、熱工学の専門家の立場から、気温上昇とエネルギー消費の関係ならびにその将来に関して、19世紀以降の工業化社会におけるエネルギーシステムの変遷を辿るとともに、今後の脱工業化社会におけるエネルギーシステムについて話題を提供します。 難易度★★ |
大阪市立大学大学院 工学研究科 教授 西村 伸也 |
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項目 | 詳細 |
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会場 |
大阪市立大学 文化交流センター ホール (大阪駅前第2ビル 6階) ℡06-6344-5425 |
定員・対象 |
16歳以上の方 住所・勤務地に関係なく申し込めます。 各回120名、先着順 |
参加費・受講料 | 1回500円(大阪市立大学の学生は無料) |