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2016年8月6日(土)・7日(日)に、大阪市立大学杉本キャンパスにて実施された「大阪市立大学オープンキャンパス2016」内のイベントとして、「コミュニティ再生副専攻学生の取り組み紹介」を開催しました。

①コミュニティ再生副専攻の授業紹介

2日間に渡って、コミュニティ再生Community Regeneration副専攻(以下、CR副専攻)の授業科目や取り組みをパネルや写真、映像を交えて紹介しました。

大阪市立大学が2015年度より導入したCR副専攻は、キャンパスの外、大阪市内外の地域を授業の実施場所とし、学生が地域や行政とともに、地域課題の発見から提案やまちづくりの実践をひろめてゆくアクティブなカリキュラムを実施しています。当日はCR副専攻を履修している学生が来場者向けに展示解説を行い、自身が受講した授業の体験談や、現在進行中の取り組みについて説明しました。また、本学が参加しているCOC+事業「わかやまの未来を切り拓く若者を育む“紀の国大学”の構築」についても、パネルを展示しました。高校生や保護者、高校教員の方々は、学生の説明に耳を傾けられ、授業や大学生活について熱心に質問されていました。

②副専攻学生の成果プレゼン

2日目の午後には、CR副専攻の修了科目「アゴラセミナーⅡ」を履修した学生が、自分達で設定した3チーム/テーマの下、それぞれ地域課題の解決に向けて取り組んだ軌跡を紹介し、その成果と課題を発表しました。

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Aチーム
「語り」を用いたアーカイブづくり~西成区千本地域での実践~
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Bチーム
鶴見橋商店街活性化~インバウンド増加を活かした生き残り戦略の検討~
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Cチーム
カルテット・カルチャー
~区境で見る文化的特徴~

Aチームは、西成区千本地域において、聞き取り調査で収集した高齢者の方々の「語り」「記憶」の動画を整理し、住民参加型のコミュニティ・アーカイブを構築していく試みを紹介しました。Bチームは、西成区・鶴見橋商店街の事業主を対象として実施したアンケート調査とその分析結果について発表し、訪日外国人の集客促進が商店街活性化の方策として有効かどうか検証しました。Cチームは、西成区・阿倍野区・住之江区・住吉区の4区が接する地域(区境)に着目して、地域の見どころ・情報を収集するべく、インタビューやまち歩きを行いました。取り組みを通じて、4区の文化的特徴が越境・重層していることを発見しました。発表後は、「アゴラセミナーⅡ」担当教員(5名)が講評を行いました。全体的に、「論点を整理し専門外の方にも分かりやすく簡潔に伝える」「先行事例と比較して取り組みの独自性を明確にする」など、プレゼンの手法に関する提言がありました。一方、各チームの取り組み内容については助言や質問が多く出され、今後の地域への還元・展開を期待する様子が伺えました。

アンケートでは、来場された高校生から、CR副専攻の授業科目が「充実した経験」「楽しそう」で受講してみたいという声を多くいただきました。また、体験談を交えた学生による展示説明は、来場者の方々に大変好評でした。本イベントを通して、CR副専攻の存在を認知していただき、地域をフィールドとした授業科目の魅力や意義を理解していただけたと感じています。今後も、大阪市立大学COC事業における地域志向教育の取り組みを学内外に広報するべく、活動を続けてまいります。