【開催報告】市大・朝日連携講座「こころとからだの健康:生体リズム」 大阪市立大学大学院 看護学研究科 講師 森口 由佳子先生

 令和2年1月26日(日)、本学 看護学研究科 森口 由佳子講師による市大・朝日連携講座「こころとからだの健康:生体リズム」が朝日カルチャーセンター中之島教室にて行われました。

 はじめに、フローレンス・ナイチンゲールの言葉を紹介し、看護の考え方、看護学からみた健康のとらえ方についてお話がありました。

 また、看護理論家ヴァージニア・ヘンダーソンが著書『看護の基本となるもの』で挙げた「14の基本的ニード(欲求)」に触れ、現代においても看護を実践する上で基本的な考え方となっていること、これを心理学者マズローが理論化した人間の欲求5段階に当てはめて考えることができ、順番に欲求を満たすことによって健康回復を図る考え方があることが紹介されました。

 続いて、花それぞれが持つリズムを利用した「リンネの花時計」を例に挙げて、生体リズムがどのようなものか説明がありました。
 赤ちゃんの睡眠、動物の生殖など、生体リズムにはさまざまな周期があり、人間の睡眠を例にとって、生体リズムをつくりだす体内時計のしくみや分泌されるホルモン、対応する生理機能や同調因子の影響、発達段階別の睡眠周期などの詳しい解説がありました。
 言葉だけでは難しい内容を表やグラフと照らし合わせて確認することで、受講者はより理解を深め、熱心に話を聞いておられました。

 最後に、生体リズムや体内時計の特性を活かした具体的な健康法の話となり、自身の生活にどのように取り入れられるか、健康について考える機会となりました。

森口由佳子看護学研究科講師
講座の様子

※大阪市立大学と朝日カルチャーセンターは、市大・朝日連携講座を毎月開催しています。
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