2014中学サマー・セミナー

 

「中学生サマー・セミナー」とは...

大阪府下の中学校に在籍する生徒を対象に、大阪中学生サマー・セミナー推進協議会が主催する講座で、中学生のときから将来大学に行って学びたいという学習意欲を高めることを目的に行っています。大阪府下の大学・専門機関と共に、大阪市立大学も例年、講座を提供しています。

今年も夏休みらしい日差しの中、たくさんの受講者に参加いただきました。

主催:大阪中学生サマー・セミナー推進協議会
(大学コンソーシアム大阪、南大阪地域大学コンソーシアム、
大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会)

後援:大阪府

日時:2014年7月22日(火)~25日(金)の間の3日間で計4回

 

2014中学サマセミ_1_桑&受付

 

テーマと講師

7月22日(火) 1)生活のリズムを整える「光る健康安心時計」をつくる 生活科学研究科 酒井英樹 准教授
土井正 准教授
生田英輔 講師
工学研究科 伊與田浩志 准教授
辻岡哲夫 准教授
7月22日(火) 2)回転のおもしろさ! 理学研究科 荻尾彰一 准教授
7月23日(水) 3)健康とスポーツのサイエンス~アーチェリーとスポーツサイエンス~ 都市健康・スポーツ研究センター 渡辺一志 教授
7月25日(金) 4)クスリができるまで 医薬品・食品効能評価センター 富永俊義 教授

 

2014中学サマセミ_1_理学部フロア

 

 

1)生活のリズムを整える
「光る健康安心時計」をつくる

生活リズムをつかさどる体内時計は、明かり(光)に大きく影響受けることを解説し、快適な眠気や目覚めを促す「光る時計」を作ることにチャレンジしました。
作るといってもお店で売っている出来合いの工作キットではなく、「ブレッドボード」というブロック感覚で作れる電子工作基板を使った、自分だけのオリジナル時計を楽しみながら作りました。
完成後もみんなでそれぞれの製品のネーミングに知恵を絞りました。

 

2014中学サマセミ_2_ヘルプ&令

みんな一生懸命話を聞いてくれました。
みんなからの質問にもスタッフが一生懸命こたえました。

 

2014中学サマセミ_2_結果発表

作った「光る時計」へのネーミングコンテストは大盛り上がり

 

 

 2)回転のおもしろさ!

車輪、モーター、地球、太陽。日常生活の中ではいろいろなものが回っています。このありふれた回転、その挙動は実は常識的な感覚とは、「ずれている」、正確には「向きが違う」のです。
「回転」を表現する方法をちょっと学んだ後で、3つの装置を使って実験しました。回転する椅子に座った人間、自転車の車輪、ジャイロ、みんな目が回りそうになりながらも体験的に学習し、物理の「楽しさ」と「美しさ」を伝える講座となりました。

 

2014中学サマセミ_3_全景&ジャイロ

スタッフと一緒に和気あいあいと
「回転」という物理を楽しみました。

 

2014中学サマセミ_3_レジュメ

レジュメもちゃんと!

 

 

3)健康とスポーツのサイエンス
~アーチェリーとスポーツサイエンス~

筋肉や呼吸、循環といったからだの基礎的な構造と働きについて、安静の状態と運動後の変化について学び、中学生という発育期における運動の重要性について理解を深めました。
またアーチェリーを例に競技に必要な様々な身体機能を測定し、スポーツ技術を分析する方法を体験しました。
最後には、実際にアーチェリーのシューティングをスタッフの指導のもとに体験。黄色い歓声が各所で挙がっていました。

 

2014中学サマセミ_4_体操

からだの機能ってこうなってるんだ! を実体験

 

2014中学サマセミ_4_洋弓場

やってみると意外に難しい? でも楽しい!

 

 

4)クスリができるまで

くすりの基本的な性質の説明の後、どのように新しいくすりが発見され、医薬品となっていくかを解説しました。
候補となる多くの化学物質が、動物実験などで絞り込まれ、最後に実際の患者さんに参加してもらう臨床試験(治験)で有効性と安全性を確認されて初めて医薬品となるという解説に、中学生のみなさんも深い感銘を受けていました。

 

2014中学サマセミ_5_様子パワポ

話をする上でこころがけたのは「わかりやすさ」

 

2014中学サマセミ_5_講師熱弁

くすりの町として著名な大阪の「道修町」についても解説。

 

 

受講者のコエ

アンケートの結果をまとめました。こちらからご覧ください。

 

 2014中学サマセミ_6_矢