【開催報告】第18回三大学連携事業公開講座「SDGs‐誰一人取り残さない社会のために」 を開催しました

本学、大阪府立大学、関西大学の三大学は、同じ大阪都市圏に立地する大学として、2008年に包括連携協定を締結しました。この協定に基づいて三大学では毎年公開講座を共同開催しており、第18回目となる2021年度は「SDGs‐誰一人取り残さない社会のために」をテーマとして、11月28日(日)にオンライン開催しました。

総合司会の宮野道雄地域連携センター所長兼学長補佐による講座開始のアナウンスののち、今年度の幹事校として荒川哲男学長が開会挨拶を務めました。今年1月に大阪府立大学の辰巳砂学長、関西大学の前田学長とともに、新型コロナウイルス感染症に関する学長共同メッセージ「~「自分ごと」として、学生・教職員全員で大切なひとのいのちを守ろう!~」を発信したことを報告しました。結びには、来春の大阪公立大学開学後も変わることなく関西大学とのパートナーシップを大切にしながら、地域社会に貢献すると述べました。

基調講演には、株式会社マザーハウス代表取締役兼チーフデザイナーの山口絵理子氏を招き、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」をテーマに、学生時代に感じたことと今とのつながりや、卒業後のバングラデシュをはじめとする途上国での活動経験、起業時の志や理念など幅広い観点からお話しいただきました。「15年間やってきて無駄なことは1つもない。自分自身と自問自答しながら、素晴らしい選択肢をこれからの人生でも選んでいってほしい。」と参加者にメッセージが送られました。
質疑応答ではZoomのQ&A機能の利用により、たくさんの質問が寄せられ、一つ一つ丁寧に回答いただきました。

続いてのパネルディスカッションでは、「『誰一人取り残さない』未来のために私たちができること」をテーマに、大阪を中心に関西で「誰一人取り残さない」ための活動を実践する三大学の卒業生をパネリストに招き、本学大学院生活科学研究科の垣田裕介准教授のファシリテートのもとディスカッションが展開されました。本学の卒業生パネリストには、本学非常勤講師であり、弁護士として活躍する仲岡しゅん氏に登壇いただきました。前半では、各パネリストより具体的な取り組みについて紹介があり、後半では、垣田准教授からの問題提起に各パネリストそれぞれが自らの経験に基づいた独自の視点で回答されるなど、ライブ感満載のディスカッションが繰り広げられました。人とのつながりは、SDGs17のゴールの達成にとっても非常に重要なものであるとの認識が深められ、これからの社会を担う若い世代に向けて多くのメッセージが発信されました。

また、休憩時間を利用して、学生によるSDGsに関する活動資料を配信し、本学からは「環境報告書作成プロジェクトチーム」と「経済学部1回生 藤川翔帆さん」の活動を紹介しました。

講座には約380名の申し込みがあり、当日は大阪を中心に全国各地から大学生をはじめ幅広い世代の方々にご参加いただきました。参加者からは、「これからどう生きていきたいのかといった自分の人生について深く考えるきっかけになった」、「自分の中でSDGsがどのような物なのか、少しはっきりしたと思う」、 「受講してよかったと強く思った」「このように自宅で学習する機会があれば是非とも参加させて頂きたい」などの感想が寄せられました。

講座を通して、個々がSDGsの理解を深め、今自分に何ができるのか考えるきっかけの場となり、三大学連携事業としては今年で最後となる公開講座を大盛況のうちに終えました。

 

◆開催の様子(Zoomスクリーンショットより)

荒川学長による開会の挨拶 基調講演での質疑応答

 

パネルディスカッション

 

資料配信:環境報告書プロジェクトチーム 資料配信:経済学部 藤川翔帆さん