【開催報告】第17回三大学連携事業公開講座「SDGs ―いま考えるべき水の未来―」を開催しました

本学、大阪府立大学、関西大学の三大学は、同じ大阪都市圏に立地する大学として、2008年に包括連携協定を締結しました。この協定に基づいて三大学では毎年公開講座を共同開催しており、第17回目となる2020年度は「SDGs-いま考えるべき水の未来-」をテーマとし、11月28日(土)にオンライン開催しました。

基調講演には、東京大学総長特別参与・国際連合大学上級副学長の沖大幹氏をお迎えし、「水と気候変動と持続可能な未来」をテーマに、世界の水問題や日本の水資源について、自身の研究や海外での活動経験に基にお話しいただきました。
「22世紀の世界がどうなるか、ではなく、どうしたいのか、SDGsの2030年のゴールよりさらに先のゴールを見据えて、今何をするべきか考えることが大切だ」とメッセージを残しました。

続いてのパネルディスカッションでは、三大学からそれぞれ教員と学生が登壇し、「世界、日本での水資源問題について」をテーマにディスカッションが展開されました。

本学からは工学研究科の相馬明郎教授が参加し、「川と海と気候変動の関係性」について話題提供し、「赤潮は地球温暖化にとっては良いことでも生態系にとっては良くないことであり、良いことと悪いことが混在している」ことを例に、SDGsについても「あらゆる側面からのバランスをしっかりみて最適な道をみんなで考えていかなければいけない状況になっている」と伝えました。

学生パネリストとして参加した工学部4回生の古川桃子さんは、地球温暖化による異常気象や身近な水辺における生態系の変化について自身の経験に基づいた意見を述べました。
視聴者からの質問について、パネリストの学生が考え、答える場面もありました。

また、休憩時間を利用して、学生によるSDGsに関する活動資料が配信され、本学からは「環境報告書作成プロジェクトチーム」と「SLOU」の活動を紹介しました。

閉会のあいさつでは、本学の荒川学長が、コロナ禍で改めて認識される水の重要性について語り、誰一人取り残さない支援が必要であるとのメッセージで今年度の三大学連携事業公開講座を締めくくりました。

        沖 大幹氏による基調講演          パネルディスカッション

資料配信:環境報告書プロジェクトチーム       資料配信:SLOU    荒川学長による閉会のあいさつ