[開催報告]第16回三大学連携事業公開講座「SDGs-私たちが生き続けられる世界に!」を開催しました

大阪市立大学、大阪府立大学、関西大学の三大学は、同じ大阪都市圏に立地する大学として、2008年に包括連携協定を締結しました。この協定に基づいて、三大学では毎年公開講座を共同開催しており、2019年度は「SDGs-私たちが生き続けられる世界に!」をテーマとして公開講座を開催しました。

本講座は11月9日(土)に関西大学梅田キャンパスにて、約200名の参加により開催しました。

第1部では、基調講演として国連広報センター所長の根本かおる氏を迎え、「SDGsを自分事化して世界を変革する担い手に!~世界規模の思考力と足元の行動力を育むために~」というタイトルでご講演いただきました。実は私たちにとって身近なものであるSDGsをいかに「自分事化」し、未来のために社会とどのように関わっていくべきかをお話しいただきました。

第2部のパネルディスカッションでは、関西大学地域連携センター長の品川哲彦教授(文学部)の司会のもと、嵯峨嘉子氏(大阪府立大学人間社会システム科学研究科准教授)、遠藤徹氏(大阪市立大学大学院工学研究科都市系専攻准教授)、谷弘詞氏(関西大学システム理工学部教授)がそれぞれ自身の研究とSDGsの繋がりについて語り、「格差・環境・科学技術―SDGsと大学の役割」をテーマとした議論が展開されました。

海の環境を専門とする本学の遠藤徹准教授は、パネルディスカッションにおいて、「沿岸域の生態系サービス」をテーマに、関西の沿岸域におけるブルーカーボンの調査や実態、大阪湾や人工干潟の二酸化炭素吸収効果等について報告しました。日本の沿岸域をもっと活用すれば持続可能な社会に役立つのではないか、また10年先、50年先のことをイメージしながら現在の沿岸域の環境を管理していくことが必要であると述べました。

大学の研究および教育が社会にどう貢献できるのか、またどのような展望を持つべきか、「私たちが生き続けられる世界」について、参加者とともに考える公開講座となりました。

     関西大学 芝井敬司学長による開会の挨拶

                     根本かおる氏による基調講演

              パネルディスカッション               遠藤徹准教授による発表