5. 今後の展開について

今後のポイントとなる取り組み、仕掛け

  • 大学側としては、カリキュラムを域学事業において1年目に新宮市での演習、実習ということで定式化したが、これをいかに次に継承していくかが、最大の今後の展開への鍵と考えていた。
  • おりから、遠隔地授業の総務省・域学と、近地授業の文科省・COCの連携を大学側もくろんでいたため、COC採択後は、遠隔地の合宿型の授業の定式化に注力した。
  • 新宮市側としても、継続的取り組みであるということを念頭に、部署としてどのような体制で取り組むかを検討している。
  • 教育としては、【出前めきめき】は確実に継続し、【子どもまち学習】のイベント成果を、授業カリキュラムに取り込んでゆく。
  • 【土地力を学ぶST】については、新たに「地域実践演習」科目として継続可能としている。
  • 【新しい中間ワーク】については、地域再生にダイレクトにつながる点で、重要視している。しかし、今のところは学部授業としての施行となっている。
  • 【エリアマネジメント】については、【子どもまち学習】とは異なる方向性であり、来年度に試行実験をおこなう。
  • こうした大学側の動きを受けて、新宮市の部署の体制作りや、支援のネットワークを構築する予定である。

次年度以降の実施方針

  • 下表のように、域学事業のカリキュラムへの成果は、赤線枠で示したCOC事業の中での、「地域実践演習」で来期より定式化。
  • 1回生の新宮市を明記した形での合宿型の演習科目として導入。
  • シラバスは下記のとおりであるが、こうした合宿型も含む演習を、「地域実践演習GATSUN」として動かすことになったが、新宮市での経験が参照とされた。
  • 他の合宿型演習は、大学院については、引き続き実施の方向であり、学部の演習もひとつは、継続実施となる。
  • ただ、この4に示した授業群を大学としてどのようにオーソライズされるかは、今後の獲得資金との関係や、新宮市との大学の協議事項となる。
大学 研究科、学部 担当教員 H25年度の授業科目 平成26年度への継承 備考
大阪市立大学 文学部(地理学専修) 祖田亮次 地理学野外調査実習Ⅰ 引き続き新宮で当該授業を実施するかは未定
大阪府立大学 人間社会学部(社会福祉学科) 中山 徹 社会福祉演習ⅠA、ⅡA 授業科目の改廃が予定され未定
大阪市立大学 文学研究科(地理学専修) 水内俊雄 地理学論文指導 引き続き新宮で当該授業を実施 経費は当該研究科で支出予定
大阪府立大学 人間社会学研究科(社会福祉学専攻) 中山 徹 社会福祉特別演習ⅠA 引き続き新宮で当該授業を実施 経費は当該研究科で支出予定
大阪市立大学 工学研究科(都市系専攻) 佐久間康富 特別演習都市デザインⅡ 引き続き新宮で当該授業を実施するかは未定
大阪市立大学 生活科学部 西川禎一 QOLプロモーション演習 引き続き新宮で当該授業を実施 経費は当該学部で支出予定
大阪市立大学 全学共通教育 水内俊雄他 地域実践演習Ⅲ 新設:地(知)の拠点整備事業COCで位置づけ