【開催報告】にしなり今昔探訪ツアー 動物園前駅かいわいと「てんのじ村」の歴史・地理 を開催しました

 西成情報アーカイブネット企画運営事業の関連イベントとして、動物園前駅周辺をめぐるまち歩きツアーを2020年11月28日(土)に開催しました。水内俊雄教授(本学都市研究プラザ)と吉村智博学芸員(西成情報アーカイブ)が案内人を務め、西成区の横関稔区長も参加されました。

 コースはOsakaMetro動物園前駅4番出口を集合場所とし、新今宮駅横の高架をくぐって新世界の入口周辺に寄ったあと、てんのじ村記念碑を訪れました。それから動物園前一番街とその周辺の路地裏を巡り、簡易宿泊所の多いエリアを訪れ、最後にホテルの屋上から西成区内を一望してツアーは終了となりました。
 教員からの解説には、旧今宮村・天王寺村の境界、上町台地を中心とした東成郡・西成郡の成り立ちといった地理・歴史的な背景や、鉄道と都市計画といったまちづくり的な側面、てんのじ村に住んでいた芸人たちや商店街での営み、日雇労働者といった文化的背景など、さまざまな視点からの話があり、参加者からは「説明を聞きながら路地裏探検できて楽しかった」「近くを歩く機会があるが全然知らなかったことが多く、いろいろ学べた」「歴史的背景など勉強になった」といった感想をいただきました。

 まち歩き中には、戦後の空中写真や昔の絵図・地図と今いる場所を見比べることで、当時空襲で焼けた場所などを思い浮かべたり、商店街で実際に商店を営んでいる方にもお話いただくなど、地域の歴史や今昔の違いをリアルに感じられるイベントとなりました。

※当日はマスク着用・アルコール消毒等、感染対策を万全に行って開催しました。なお2020年12月5日(土)に予定していた第2回は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛要請により延期となり、さらに緊急事態宣言を受け中止となりました。

 

てんのじ村記念碑の前で
何気ない路地に隠された歴史
昔の絵図と見比べる
商店街の中にある酒屋を改装したギャラリー