【開催報告】第17回高校化学グランドコンテスト最終選考会を開催しました!

 2021年10月23日(土)・24日(日)の2日間、第17回高校化学グランドコンテスト(通称:グラコン)の最終選考会を開催しました。本学、横浜市立大学、読売新聞社が共同主催するこのコンテストは、高校生の学習研究活動を支援し、科学的な創造力を培い、将来科学分野で活躍できる人材を育成することを目的としています。
 2年ぶりの開催となった今年は初のオンライン実施となり、7月から始まった大学教員による研究サポートやエントリー募集、さらには一次審査を経た後、最終選考会でポスター発表、口頭発表に分かれ研究成果を発表しました。全国から72チームのエントリーがあったほか、前回に続き、台湾とシンガポールからも3校を招へいしました。

 1日目は62チーム(うち8チーム欠席)が個別の発表ルームに分かれ研究発表を行いました。発表チームだけでなく、一般の参加者や大学関係者等も自由にアクセスすることができ、より多くの人との交流や意見交換の機会が生まれました。また、発表ルーム以外にも高校生や高校教員の交流の場を設けました。
 2日目は一次審査により選抜された10チームが口頭で研究成果を発表しました。学校のチームメイトや先生・ご家族の方なども、YouTubeによるLIVE配信で発表や表彰式の様子を視聴されました。すべてのチームが英語で発表・質疑応答を行い、台湾・シンガポールから招へいした高校生たちも研究発表を行いました。

 すべての発表が終了した後は、選考審議会により厳正な審査がおこなわれ、東京工業大学附属科学技術高等学校に文部科学大臣賞が、静岡市立高等学校に大阪市長賞が授与されました。受賞されたみなさんは、通い慣れた学校等からの参加とあって、リラックスした素の表情が垣間見える喜びあふれた表彰式となりました。また、1日目に行ったポスター発表からもポスター賞などが選出され、口頭発表各賞とともに表彰されました。なお、口頭発表にて優秀な成績を収めたチームは、Taiwan International Science Fair(TISF)2022, International Science Youth Forum(ISYF)2022にそれぞれ招待されることが決まり、国際的な舞台で研究発表を行います。

 2日間を通してのべ464名の参加があった今年のグラコンは、ICTを活用した初めてのオンライン開催となりました。一部機材トラブルなどで不安を感じる場面もあり、参加者の皆さんだけでなく運営側においてもこれまでにない形での発表・交流促進に難しさを感じたところもありました。しかし、いずれのチームも念入りに発表準備を行い、工夫を凝らした研究発表を行っており、高校生たちの化学に対する熱い思いを感じるとともにICT化の可能性を見出す大会となりました。コロナ禍のため高校行事等で残念ながら欠席するチームもありましたが、開催地への往来の負担が軽減されたこともあり、関西圏以外から5件の高校が初出場を果たしたとともに、海外の高校生も招へいし研究発表等を行うことができ、国内外に広がりのある交流を実施することができました。

◆最終選考会結果一覧はこちらから◆
◆2日目口頭発表・表彰式の様子はこちらから(YouTube)◆

 

開催の様子(Zoomスクリーンショットより)

【1日目 10月23日】
ポスター発表の様子
              

【2日目 10月24日】
口頭発表の様子

  

質疑応答の様子
  

海外招へい校発表
  

【表彰式】
海外招へい校への記念品贈呈とインタビュー

各賞表彰の様子
    

受賞校による喜びのインタビュー
    
            (静岡市立高等学校)        (東京工業大学附属科学技術高等学校)