【開催報告】令和元年度「御坊まち活ゼミナール+」学生が中心となり市民の方と楽しく防災ワークショップ!

    紙芝居で防災を楽しく学んでいる様子

 2019年12月8日(日)、紀の国大学の3校(大阪市立大学、和歌山大学、和歌山工業高等専門学校)と御坊市が協働で、住民の方に対して「楽しく学びながら防災を学ぼう」をテーマに、オークワロマンシティ御坊店でワークショップを行いました。
 本活動は、COC+事業「いのちを守るコミュニティ防災」を授業プログラムとして、平成28年度より、フィールドワークからワークショップによる防災マップつくり、さらにファシリテーションスキルを学びながらのグループワークによるアイディア出しを行うという「インプット」から「アウトプット」の活動を行ってきて、今年度は、昨年度アウトプットされたアイディアを、住民の方と双方向の会話をしながらのインターンシップ的実践演習活動へとプログラムをステップアップし、学生の学びの向上と事業の持続的活動を目的に行いました。

  防災グッズを作りながら楽しむ子供たち

 学生たちは、買い物であわただしい家族にも気を使いながら、住民の方に紙芝居、避難所体験、防災グッズの使い方・種類などを説明し、避難所の環境改善としての工作を教えたり、住民の方の意見を聞くことに努めました。
 また、午前中は初めて参加した学生と教員が、御坊市職員の案内で、まち歩きを行い、現場での防災への取り組み状況、津波避難タワー施設などで工夫されているところなどを見学し、学びを得ました。
 昨年度参加した学生が、今回新規で参加した学生をサポートし、先輩と後輩が協働で実施する形態もとりました。学生にとっては、住民の方への提案をインターンシップとしても経験し、また住民の方とのコミュニケーションにより、直に防災についての意識などを体で触れることの経験を得ました。御坊市にとっては、住民への防災普及の一環としての行事モデルともなり、今回場所を提供いただいたオークワロマンシティ御坊店が、防災を学ぶ場となりました。
 当日、ブースへの参加者は約60名、アンケートをご記入協力いただいた方は18名、イベントを眺めながら関心をいただいていた方は全体で約280名程度おられ、住民の方への防災の意識つけに貢献できたものと考えます。
 ワークショップ終了後は、全体の振り返り会を行いました。学生が各自の感想を発表し、教員、職員、御坊市職員からの講評をいただきました。
 今後、市を中心として、今まで培った「コミュニティ防災」活動を住民へ浸透させ、持続可能な住みつづけられるまちづくり(SDGs NO.11「住み続けられるまちづくり」)の一旦になればと考えます。

【学生たちの声】
 ・津波避難タワーは見たことはあるが、実際上ってみて体験できたことが貴重な体験となり、また午後の
  ワークショップでは、伝えることの大切さを学びました。
 ・御坊市と大阪を比較して、それぞれの特長を知れ、他にない学習でした。また午後のワークショップ
  は、集客に苦労しましたが、市民の方が、防災についてどのように考えられているかを聞く機会を設け
  ていただき、生の声を聴くことができ感動しました。私たちの活動
が少しでも社会に貢献できてよかっ
  たです。

 ・今回、私たちも学んだことを残していくのと、住民の方で防災への気づきを持たれた方の輪が広がって
  いくことを期待したいです。

 ・津波避難タワー3か所をまち歩きで見学し、それぞれの特長を知った。また災害弱者に対して、配慮され
  ていること、御坊市の方が地域住民の方と仲良く接せられるていることが、ハ
ードだけではなく、
  ソフトの取り組みの重要性も感じました。

 ・意識すること、それを行動に移すこと、みじかな段ボールで知恵を出せばいろいろなことができる
  こと、明日からでも、できるところから行動しようと思いました。

 ・マンホールトイレなど、大阪と違って実践的な防災への取り組みが素晴らしいと思いました。
 ・備蓄について、意外と実践されている方が多いのにびっくりしました。ただ更新も必要なので、こう
  いう機会は大切と思いました。

【講評など】
 ・それなりの参加者はあり、観察された方を含めれれば、今回のステップアップした学修の目的が達せら
  れたと思います。生の声を生かしていってもらいたいです。

 ・インプットからアウトプット、そして今年度は、アウトプットされた内容をより社会に提案した内容で
  あり、初めての学生はたいへんだったと思うが、繋げていってもらいたいです。

 ・知識を得て、伝えることにより 知恵がつき、行動に移せますので、それをもとに行動することの大切
  さを感じてほしいです。

 ・まず自分を守る行動から初めて行ってほしいと思います。
 ・今回、一方向ではなく、双方向でのコミュニケーション行い、今まで「いのちを守るコミュニティ
  防災」を毎年ステップアップしながら活動してきたが、この双方向の活動で得たこと
はアクティブで、
  大切な体験をされたので、今後生かしていってほしいです。会話をするこ
とが大事で、繰り返し学ん
  だことを思い出してほしいです。

 ・御坊市としても、今回の活動をベースに今後展開できればと考えます。

スタートにあたりオリエンテーション
  防災グッズを説明している様子
  各コーナーで市民の方が体験
  避難所での体験に感動される親子
  初めての避難者体験の意見交換
  紙芝居で学ぶ防災には関心が高い
  学生たちは担当をローテーション

 
 御坊市職員の方が説明をしている様子

     御坊市コーナーの相談窓口
まち歩きの様子(津波避難タワー前)
   津波避難タワーに上り観察
 地域の防災対策の比較なども観察
   御坊市役所で振り返り会
   参加者全員が感想を発表
  横田先生から講評(和高専)
佐伯先生から講評(大阪市立大学)
 此松先生から講評(和歌山大学)
林課長から講評(大阪市立大学)
  高橋課長から講評(御坊市)
生田先生から講評(大阪市立大学)
   参加者全員で集合写真

【アンケートの結果】

【新聞掲載記事】
 地元の新聞に採り上げられました。

2019.12.11「日高新報」
2019.12.11「紀州新聞」

 ■問合せ先
  地域連携センター
  06-6605-2068